クロネコヤマト「値上げ」に見える宅配事情とその問題点

2017年10月より「クロネコヤマト」でおなじみのヤマト運輸が27年ぶりの全面値上げを決定しました。

私もアマゾンや楽天で買い物をする際、クロネコさんにはお世話になっていますが、やはり昼間働いているという環境のため不在通知からの再配達という場合が多く、いつも”申し訳ないな~”と思っていました。

ネット通販の利用者が急増し荷物は増えていますがドライバーの人手不足や時間指定配達などのサービスのため荷物をさばききれなくなっているのが現状です。

「ヤマト運輸」が値上げに踏み切った理由

2000年にアマゾンが日本に上陸してからというもの、送料無料のネット通販が人気を集め、その後もスマホで注文できる気軽さから宅配荷物の取り扱いは急激に増加しています。

1992年に約12億個だった宅配荷物の数が2014年にはその3倍の36億個になっています。2034年には60億個、いやそれ以上に達するともいわれています。

今やネットで生活に必要な物、食品や衣服、し好品まで何でも購入可能です。

現在、宅配業界はヤマトが約5割、佐川急便が約3割強、日本郵便が1割強と3社がほぼ90%のシェアを占めています。

アマゾンの荷物は当初は佐川が運んでいましたが、利益が出ないため13年に撤退、その後はヤマトが取り扱うようになりました。ヤマトの取り扱う年間の荷物18億個のうち約6分の1の3億個がアマゾンといわれています。アマゾンの運賃は最安値といわれ運べば運ぶほど単価は安くなり、そのしわ寄せはドライバーの過酷な労働を招いています。時間指定や不在のための再配達に追われ、結局サービス残業が当たり前という現状なのです。

この5月にヤマト運輸に対して賃金未払いの疑いで労働基準監督署が是正勧告を行っています。未払い残業代は正確に支払うことになると年間の営業利益をひっ迫するほどになります。

そこで、宅配便の基本運賃の値上げと時間指定サービスを一部廃止しました。6月19日より12時から14時の間の配達は時間指定できなくなりました。

基本運賃は10月よりサイズにより140円~180円の値上げになります。

不在の再配達を減らすためのサービス

私はアマゾンで買い物をする際には受け取り時間に不在が考えられる場合、コンビニ預かりに指定してもらいます。

また、「クロネコメンバーズ」という会員サービスに入会していると荷物が届く前にメールラインでお知らせが来るので、その際に不在の時間であれば、配達時間を指定して在宅の時間に配達してもらうようにお願いしています。

「クロネコメンバーズ」に入っていると様々な割引が受けられる特典もあるので、是非利用しましょう。

クロネコメンバーズについてはこちらをご覧ください

まとめ

ネット通販を利用する側にもドライバーの負担を少しでも軽減できるよう少しでも協力する気持ちが必要なのではないかと思います。

暑い中荷物を届けてくれるドライバーの方に感謝の気持ちを伝えましょう。

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