小林麻央さんも通っていたクリニックが無届け医療で業務停止命令を受けていた!!

2017年6月末、他人の臍帯血(さいたいけつ)を投与する無届け医療を行ったとして、

全国11のクリニックに業務停止命令が下ったというニュースが飛び込んできました。

なんと、そのうちの1つのクリニックが、先日亡くなった小林麻央さんが昨年の11月から何回か通っていた施設でした。

臍帯血って何?

臍帯血(さいたいけつ)は簡単に言うと妊婦さんのへその緒の中にある血液のことです。

胎児と胎盤をつないでいる臍帯(さいたい)内の血液で、40~100ml程度の量です。

以前は廃棄されていましたが、1980年代前半に造血管細胞が含まれるということがわかってからは白血病などに対しての臍帯血を使った移植医療が各国で行われています。

出産後、切り離された臍帯(へその緒)から採取した臍帯血は臍帯血バンクなどに提供され、移植医療に利用されているのです。

違法な無届け医療だった

今回業務停止命令を受けた11の民間クリニックではがん治療などの目的で、臍帯血をがん患者などに投与していました。

再生医療法という法律で臍帯血などの他人の幹細胞を利用して医療行為を行う際には専門委員会への計画書の提出・安全性等の審査を受けなくてはいけないなどの届け出の義務があるにもかかわらず、無届けで医療していたために、厚生労働省から一時業務停止命令を受けていたのです。

麻央さんが受けていた治療

麻央さんは亡くなる5か月前の2017年2月上旬に姉の小林麻耶さんと共にこのAクリニックを訪れていたといいます。

麻央さんが受けていたのは「臍帯血治療」ではなく、「水素温熱免疫療法」だそうです。

業務停止の原因となった治療法ではありませんが、この「水素温熱免疫療法」は保険が効かない自由診療でその費用は高額なものです。

しかし、この治療法も確かな臨床結果がある訳でもなく医学的に確たる根拠が立証されていない治療法にもかかわらず、少しでも効果があればと、麻央さんはわらをもすがる思いで治療を受けていたのですね。

これ以外にも「病気に効果がある」と聞くとなんでも取り入れ、「酵素風呂」などの民間療法をはじめ、治療費の総額は1億円を超えるとも言われています。

まとめ

がんを宣告された患者さんは、できる事ならなんとしてでもその憎いがん細胞を取り除き、健康な体になりたいと願います。

その願いを利用し、違法医療行為をするのは許せない事だと思います。

海老蔵さんのブログを拝見していると、愛する妻のためにありとあらゆる手を尽くし何とか生き延びてほしいという願いがひしひしと伝わってきました。このAクリニックの業務停止命令のニュースは、家族にとっては無念だったと思います。

麻央さんのご冥福を改めてお祈りいたします。

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