介護食に対応するレストランが存在するという話

今日職場でチラ見した雑誌の記事で平成23年にくも膜下出血で倒れ、左半身麻痺になりながらも執筆活動を続けておられるコラムニストの神足裕司さんの記事が載っていました。

神足裕司さんの事

プロフィール

1957年8月10日 広島生まれ。コラムニスト。慶応大学在籍中からライターとして活動を始め、1984年に発表した「金魂巻」で一躍脚光を浴びる。その後も数々のヒット作を生み出す。2011年9月にくも膜下出血に倒れ、現在は車椅子での生活を送る。ニックネームはコータリ(コータリン)

代表作 西原理恵子氏との共著「恨ミシュラン」でもお馴染みのようにかなりのグルメである神足氏。結婚してから病気で倒れるまで毎年、結婚記念日にはレストランを予約して奥様と食事を愉しんでいたそうです。(すてき☆)

ところが、2011年に病気で倒れてからというもの、それどころではなく、介護食の毎日になってしまいました。

私の周りにも介護食とまではいかなくても、さまざまな病気のために好きなものを制限されたりまたそのために行動を制限されたりと「食欲」を満たされない生活を送らざるをえない知り合いがいますが、それは大変辛いものだと想像できます。

私が読んだ記事では、左半身麻痺で車いすのコータリさんが、レストランを予約して実際に食事をされる様子が載っていました。

ホテルニューオータニ大阪「サクラ」

という、フレンチのお店です。

予約をしてから当日までにシェフの方から直に電話があり、どんな状態なのか、食べられるもの・食べられないもの、好みなどさまざまな事を聞かれてそれぞれの状態に応じて個々にメニューを決めるだそうです。

写真にも載っていましたが、正装したコータリさんと奥様が食事をされる様子はとてもうれしそう!

そして、介護食とは思えないほど工夫をこらした色彩ゆたかなお料理の数々、食べやすく切り方を変えたり喉ごしをよくするためトロミをつけたりと形状をかえる事で食べやすくなり、家族と同じ空間で同じメニューを頂く事ができます。普段は食べないお肉もパクパクたいらげたそうです。

地上18階のこのお店は窓から大阪城の景色を眺めながらゆっくり食事ができます。もちろん、個室もありバリアフリー完備で車椅子対応の広々としたトイレも完備しているとあって不安なく食事を楽しめそうですね。

このレストランほどではないにしても、全国には病気の方・高齢の方で噛む力や飲み込む力が弱くなった方のために材料を細かく刻んだりゼリー状にしたりトロミをつけたりと調理法を工夫して提供してくれるお店が多くはありませんが徐々に増えてきているそうです。

様々な理由で外食をあきらめてしまった人のため、日々介護をされている家族の方のためにもこういった「介護食レストラン」が増えるというのはうれしい事ですね。

サクラ

全国の介護食レストラン

 【風の音】横浜 中華

介護事業を運営する㈱アイシマが運営するお店とあって介護食については一口大、きざみ食、ミキサー食など、要望に合わせて料理の形状を柔軟に変更してくれます。また、辛さの調節にも柔軟に対応してくれるそうです。しかも本場上海仕込みのシェフの本格中華が味わえるとあって人気です。

風の音

【ユニバーサルレストラン食楽工房】静岡県・浜松

一流シェフのオーナーと介護士の資格をお持ちの奥様が経営される

レストランです。HPを拝見しましたが、温かい気持ちになれそうな雰囲気のお店です。

ユニバーサルレストラン食楽工房

※予約の際には対応してほしい食事の状態・バリアフリーの確認はわすれずに!!

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