【雲が描いた月明り】第16話あらすじと感想

ラオンの父、ホン・ギョンネは生きていました。

ラオンの母が驚きを隠せないでいましたが、すでに義禁府の兵士たちがやってきてホン・ギョンネは捕らえられてしまいます。

王は10年前に死んだはずのホン・ギョンネが生きていたという知らせを聞いて動揺し倒れてしまいました。

今回のタイトルは「あなたが夢見る世界(당신이 꿈꾼는 세상)」です。

婚礼へ向かおうとしていたヨンでしたが、知らせを聞いて王のもとへ駆けつけます。ホン・ギョンネは王の命令で義禁府ではなく、王宮へ連れて行かれる事になりました。

その様子を残念そうに陰で見つめるハン・サンイク(尚膳)とピョンヨン。

せっかく生存が確認できたのに、こんな姿での再会だなんて・・・・。

そんな気持ちだったのでしょう。

「命をかけてでも脱出させる。」
尚膳のその言葉に、ピョンヨンも身が引き締まります。

ラオンの頼み

家に戻ってきたラオンは、母の様子に驚きます。
呆然とうずくまり、涙を流す母。

「あんたの、お父さんが捕まったの・・・」

ホン・ギョンネがつかまり、ラオンらの危険を察知した尚膳は、ラオンと母を保護します。

やってきた尚膳にむかって、ラオンは無謀なお願いをするのです。

「お願いですから、一度でいいので父に会わせて下さい!」

当然尚膳はダメだと言います。

危なすぎますよね~。飛んで火にいる夏の虫ってやつですよ!

しかし、ラオンも引き下がりません。

どうしてもと懇願するラオンについついほだされてしまった尚膳でした。

入宮するラオン

王様は、ついに精神を病んでしまいました。

「そうだ。先日も寝室にホン・ギョンネが押し入ってきたのだ。」

などと家臣の前でありもしない事を口走ってしまい、そこを領議政が見逃しません。

王が直接ホン・ギョンネを取り調べてみてはどうかと進言します。

ヨンは、それは今の王には精神的にダメージが大きすぎるから無理ではないかと反論するのですが、

王は自分が尋問を行うと言うのです。

ヨンは嫌な予感がします。

ラオンの入宮を導いたのはピョンヨンでした。

「宮殿に入る前は何も言うな」とラオンにくぎを刺し、

兵の姿に変装したラオンの案内をします。

その頃、ヨンもホン・ギョンネが投獄されている獄舎へ向かっていました。
どうしても会って確認しなくてはと思ったのです。

その頃獄舎では、先についたピョンヨンとラオンがホン・ギョンネに何か話しかけようとしたのですが・・・。

人の気配に気づいたピョンヨンに促され、その場を去ります。

ラオンは、何も言えないままサギソウのハンカチをそっと獄舎に落としていきました。

そして、獄舎を出て逃げる時にキム・ウィギョに顔を見られてしまいました。

ヨンとホン・ギョンネの対面

ラオンと入れ違いで、ヨンは獄舎のホン・ギョンネを訪ねます。

「捕らえられた事を家族は知っているのか?」

「私にはそんなものはいない。」

「そなたは王を狙ったと聞くが、では私も標的なのか?」

「もう、取り調べが始まったようだ。」というホン・ギョンネにヨンは

「私はあなたのせいで大事なものを失った。」といいます。

それに対して、ホン・ギョンネは

「天が指導者を立てたのは民のため、一人だけの私利私欲を満たすためではない。」と答えます。

ヨン「それは白雲会も同じ考えなのか?」

ギョンネ「いや、それにもう一つの誤りがある。」

ヨン「それは何だ?」

ギョンネ「民のための指導者は天が立てた指導者ではなく、民の手で直接立てるものだ。」

このやりとりで、ヨンは何か感じたのでしょうか?

資泫堂の隠し部屋

夜。

今脱出するのは危険だから、今はここにいて夜になったら出発しようというピョンヨンの言葉にラオンは従う事にしました。

「私のためにいらぬ苦労をかけてしまって申し訳なく思います。キム兄(ヒョン)」とラオン。

そこへヨンがやって来ます。

・・・・?これは幻?ヨンを目の前にして目を疑うラオン。

「お前が連れてきたのか?」ヨンがピョンヨンに尋ねます。

「申し訳ございません!」と頭を下げるピョンヨンに対し、無言のヨン。

そして、資泫堂にある隠し部屋にラオンを案内します。

資泫堂にこんな部屋があったのですね。と驚くラオン。

母が時々使っていたのだ。ヨンが答えます。

ヨン「大丈夫か?」

ラオン「はい。」

ヨン「看守が交代の時にまた会わせてあげるから・・。会いたい人には会わないとな。」

ヨンは自分の事を言っているのかな?

一方、キム・ウィギョは人相書きをみて、やはりラオンを見たと領議政に伝えます。

取り調べの前に必ず捕まえよ。と領議政。

そして翌朝。宮中内にラオンの人相書きが貼り出されました。

ラオンの人相書きをみて驚く内官時代の仲間たち。

まさか、逆賊の娘だったなんてと噂でもちきりです。

はたしてラオンは逃げる事ができるのでしょうか?

そして、張り紙をみて驚いたもう一人、ユンソン。

ハヨンもこの張り紙に驚いていました。
ホン内官が女であった事、そしてヨンの好きな人がラオンだったという事にショックを受けます。

ヨンの部屋に行き、ヨンの帰りを待ちます。

ヨンが東宮殿に戻ってきました。ハヨンを見て怪訝そうな態度です。

ハヨンはヨンのブレスレットがない事に気が付きました。

「ブレスレットは外されたのですか?」

「大事にされてたようでしたが?」

「ただ、はずしてべつのところへ置いただけだ。」

「腕輪をおそろいでつけていると、もし別れてもいつかまた巡り合えると商人たちがそうやってうまくやっているようですが。」とのハヨンの言葉に

「嘘と知っていても信じたいと思う人の心を良く知っているのであろう。」

とヨンがいいます。

ハヨンにとってはちょっと酷なセリフでしたね。
婚礼が中止になった後だというのに。

ショックを受けるハヨンなのでした。

そして、入ってはいけないと言われていた庭園に行き、物思いにふけるのでした。

ハヨンもなんかかわいそうな運命ですね・・・・。

父との再会

ラオンはもう一度獄舎のホン・ギョンネに会いにいきます。

ホン・ギョンネはラオンが置いていったハンカチを見つめています。

ホン・ギョンネが先に話しかけ、やりとりの後でラオンの名を呼びます。

「ラオナ・・ホン・ラオン」

初めて父に呼ばれた自分の名前。

思わず涙がこぼれそうになります。

申し訳ないとあやまる父にラオンはもう少し早く会いにきてほしかったと

怨みごとを言い、その言葉にうなだれるホン・ギョンネ。

ラオンは理想を追う父よりも自分だけの父として会いたかったのですね。

そんな二人の再会を、ヨンが見ていたのです。

二人で資泫堂に帰っていくのですが、ちょっと無防備な気がしますが・・・?

案の定、ソン内官に見られてしまいます。

ソン内官は王妃のお付きの様な内官です。

すぐさま王妃のもとへ報告しに走ります。

同じく王妃のところへ向かうユンソンを追い抜いてしまいました。

王妃にたしなめられながらも、ヨンとラオンを見たとの報告をします。

嬉しそうにほくそ笑む王妃。

「内禁衛将を呼んで来い。私も直接確認しに行く。」と出かけようとしたその時、

ユンソンがやって来ました。

あわてていこうとする王妃を足止めしようと王妃が捨てた赤子の話を持ち出します。
その赤子が生きていて、証拠もあると。

顔色が変わる王妃。

「この国母をそんなでたらめを言って辱めるおつもりですか?」
鬼の形相でユンソンに対抗します。

ユンソンも負けていません。

「この国を辱めたのはまさの王妃様ではありませんか?よくご存じではありませんか!」

ユンソンは王妃と取引をします。
ソン内官から聞いたことを忘れれば、赤子の事は口外しないと約束しよう。

そんな事を信じる事が出来ようか?とすごむ王妃。

ユンソンは何とかしてラオンとヨンを助けようとしているのですね。

隠し部屋にて

ラオンとヨンは資泫堂の隠し部屋でふたり離れて座っていました。

「世子様を危険な目に会わせまいとしたのに申し訳ないんです。」とラオン。

「何も言わなくてよい。我々の知らないうちにとうにこじれていた運命なのだから。」
優しいヨン。

「すまないと思ったり申し訳ないと苦しんだりするな。」

そして「今宵は曇り空で月も出ておらず暗いので一人では帰れぬ。もう少ししたら帰る。」

そして続けます。

「毎日いろいろ考えている。何度も。もし立場が違っていたらどうなっていただろうと。だけど、今
誰も知らないこの瞬間だけは、何も考えず見つめていよう。」

「ラオナ・・・今日は久しぶりに良く寝れそうだ。」

そんなにのんびりしてる場合ではないと思うのですけど、久しぶりにほのぼのとしたシーンでした。

一方で王はというと、ホン・ギョンネの悪夢から頭から離れず、取り調べを早めると命令します。

尚膳はピョンヨンらとホン・ギョンネの脱獄の計画を立てていたのですが、王命によりはやまってしまった取り調べ中にギョンネを逃がすという大胆な方法に変更せざるをえませんでした。

尚膳はピョンヨンに大義の前では私情をはさんではいけないと諭します。

ホン・ギョンネを脱出させ、門の外でラオンと合流して逃がす計画を実行する事だけを考えるようにと伝えます。

ホン・ギョンネへの尋問

翌日。

取り調べの前にヨンはもう一度ホン・ギョンネに確かめたいと思い会いにいきます。

「この前にあなたが言った事。民が選ぶ指導者とはなぜ民がえらぶと?」ヨンが尋ねる。

「我々が選ぶのは、ただ民のための政治ではない。民による政治だ。」

「あなたのように天が選ぶ王は自らが光る絶対的な王、しかし民の選ぶ王は違うのだ。」

「自分と民を感じる人、人なのだ。」

そう語るギョンネの言葉がヨンの胸に刺さります。

「どうしてその方法が王をなくすという事だけだと考えるのだ?」
「私や両班、白丁(ペクチョン)、男と女、逆賊の子と王の子孫。これらが同等だという事を王となって認める事ができるのか?」

そうこうしているうちに役人がギョンネを連れ出しに来ました。

その後ろ姿に向かってヨンが言います。

「民が選んだ者だけが民を大事に思う訳ではない。民の一人ひとりを大事に思う者が民を豚や犬などと蔑むことができようか?」

「もしかしたら血を流さずとも我々が夢見る世の中へ向かって歩調を合わす方法があるかもしれない。あとでまた来るぞ。」

そうして、ギョンネは取り調べに連行されます。

一方、
門のところでピョンヨンを待っていたラオンは何者かに拉致されてしまいます。

尋問の場に連れていかれたハン・ギョンネ。

その姿を見て、王は激昂します。

尋問は、キム・ホン領議政が始めます。

「罪人ホン・ギョンネは反逆の罪を認めるか?」との問いに

「反逆と言うものが何かわからないので答える事はできない。」と返答する。

王は気が狂ったかのごとく怒り拷問を命じます。

すさまじい拷問の様子にヨンは顔を背けてしまいます。

「民を苦しめた事を認めるか?」との問いに

「そういう意味であるなら認めます。」とホン・ギョンネ。

「そして、同じ様に大逆を企てたものがこの場にもう一人。民を搾取し私腹を肥やそうとする外戚勢力たち、飢えた民らを扇動し死に至らしめた自分、新たな世界を開くと耐えたその命を希望とともに奪った王こそ大逆の共犯者である。」大声で叫びます。

王はますます激昂し、ギョンネの首をはねろと命じます。

ホン・ギョンネは「自白したのだからあいつも斬首に処してくれ。せめて彼らを罰する事で数千の民の血を償ってくれ」

と領議政を指さします。

その言葉に耳を貸さない王はギョンネの首をはねよと命令します。

ヨンが止めに入ります。
「尋問をおえてからでも遅くないのです。命令をお取下げ下さい。王様、どうか心をお鎮めに!」

ホン・ギョンネに向けた刀を下ろすように命じるヨン。

そこへ領議政が口をはさみます。

「それだけが理由ではないでしょう?国の重罪人を裁く場で私情をはさんでもいいのですか?
王様。世子様はホン・ギョンネの娘と内通していると宮中で噂になっております。」

ヨンとギョンネの顔色が変わります。

「噂は本当であるのか?」領議政がヨンに問います。

答えられないヨン。

そして、領議政の命でラオンがギョンネの元に引きずり出されました。

「領議政の話は本当なのか?答えてみよ。」と憤る王。

ヨンはもちろん言葉になりません。

ユンソンも後ろから心配そうに見ています。

「世子のそばで間者として潜んでいたのは正しいのですか?」と詰め寄る領議政。

「逆賊の娘に恋慕し、かくまっていたのは事実か?」追い込みをかけます。

黙り込むヨン。

「私の罪だ。私だけに問えばよい。生まれから顔も知らない、名前も読んだ事もない、
私とは関わりのない子なのだ。」と叫ぶホン・ギョンネ。

「世子様の無実を証明する方法があります。いますぐ、この逆賊の娘の首をはねるのです。」領議政が言います。

王はヨンが逆賊に仕立てられては大変ととラオンの首を切るように叫びます。

もう、殺されると覚悟したラオン。

ヨンを見つめ、こころの中で叫びます。

「世子様。私を今この瞬間から愛さないで下さい。ただ、逆賊の娘だと記憶してください。
愛する人を守れなかったというぞっとするような苦痛を世子様に残したくないのです。」

ラオンが切られそうになったその瞬間、兵の中に紛れていた白雲会の間者がその兵を切ります。

ヨンもピョンヨンの刀を抜いていました。

尚膳が「王と世子様を直ちに保護せよ。」と号令をかけ、護衛が二人の盾になります。

王が逆賊を直ちに切る様命令します。

ヨンを守っていたピョンヨンがなんと、驚きの行動にでます。

ヨンに刀を向けたのです!!

えっ??何?これ・・・

この展開にはびっくりしました。

ピョンヨンは、ラオンやヨンを守るために自分を犠牲にして守る方法はこれしかないと思ったのでしょうね。

そして、こういうのでした。

「世子様を生かしたいのなら、全員剣をおさめろ!」

ヨンはびっくりしながらピョンヨンを見つめます。

次回へ続く・・・・。

感想

最後のシーンにはびっくりしました。

明るい場面が多くてほっこりするドラマでしたが、この回は緊迫したシーンが多くて見るのが辛かったです。

このあと、どうなるのか?

誰かが犠牲になるのか?

次の回が気になりますね。

ではでは、今日はこの辺で。アンニョン!